竜と少年


星猫音楽 竜と少年歌词

10/04 07:22
揺らぐ地平を背に ただひとつの影は 白い砂の大地を彷徨い続け いつしか失くした記憶を求め歩く 砂塵の彼方へ 風は道標 深く深くへ 眠りについた あなたはどこへも辿りつけないまま 砂に埋もれて 朽ち果てる夢なら その淵を照らす 光になるから 遠く離れた心は もう還らない 閉ざされた地へ 偽りの時を数えて 星は巡り 手にした翼に絆を抱く 白む視界の端で その声を聞いた 羽は風を切り白煙の中へ 孤独の檻に 舞い降りた竜 どこか懐かしい瞳を伏せ そっと額を寄せて 囁いた言葉の意味は分からない 少年を背に