箱庭詩集-首無し少女と魔女-


葉月ゆら 箱庭詩集-首無し少女と魔女-歌词

07/31 10:45
溜め息と蜂蜜の涙 壊れた繭を引き摺って 冷たい石畳の上 開いた羊の背表紙 瞼の奥に散らばった 悪夢をミルクに溶かして 滅びと収穫の魔女に 祈った すべてを捧げて 辿る詩の中 物語を今 それとも- 終焉を知る為.生きるの? 祈りを孕む願いの向こう 何があるのかも知らず 零れ落ちてく銀貨 ただ土へ還す 首の折れた少女 何も見えてはいないの 思い遂げると信じ 十字切り.捨てた 蒼ざめた瞳を菟めて並べた お菓子の柩を 硝子の箱庭に埋めて まつ毛に綴る金の糸 失くした小指の先から 解いた赤は誰のもの? 滅