俄かに降る雨にも似た街中の雑音 それも今は僕の前に座す 愛を裏返し 憎む君シンドローム 故に「依存シテイル」走り出す雷鳴 いつものように立ち振る舞う仕草は 朱色の底へと誘い続ける どんなに冷たく冷めた目されても 引き返せない深みを見た 迸る声明は空を裂いて わずかな切先を見せないで笑う 君を見ていたい終わりを告げる 鐘壊して永遠となれ 遠退いてゆく意識の中で 今轟け緋の雷鳴 僕たちだけの秘密の時間軸 少しのズレにも苛立ち隠せず 「傷付かぬように.ただ大切に」と 見えない鎖で縛る僕がいた 赤く染ま