どしゃぶり雨に もろ肌脱いで 鬼がいるなら 獲らねばならぬ 男 阿修羅の 羅生門 む‥む-おおおおう おのれの影を 信じれば この世に恐れる この世に恐れる ものは無い かがり火燃える 瞳(め)をして誘う 俺の女も どこかへ消えた 男 捨て身の 羅生門 む‥む-おおおおう 夜桜散らし くちづけた むかしが瞼に- むかしが瞼に 狂い咲く 野猿のように 傷つきたおれ 流すこの血は なみだじゃないぜ 男 魔性の 羅生門 む‥む-おおおおう ぎらつく幻夢(ゆめ)が 欲しければ 命の祭りへ- 命の祭りへ