素楽気味(すらくぎみ)染(そ)まる朝焼(あさや)けあける暁(あかつき)消(き)える桃源郷(とうげんきょう) ひとがき続(つづ)くなんえんききこゆる 耳(みみ)をふさいで目(め)をつぶって避(さ)ける自分(じぶん)がいる 浮世売(うきよう)れることぞれは 花(はな)に涙(なみだ)そそぐこと頼(たよ)られて支(ささ)えられ 风(かぜ)すそ昙(くも)りの日(ひ)さえ胡蝶(こちょう)の梦(ゆめ) 赤(あか)みを増(ま)して西(にし)に倾(かたむ)く花(はな)や琴弾(ことひ)き 楼阁笛游(ろうかくふえあそ