ひとつ 生まれた種 弱く小さいけれど 深く 根を歩ませ 強く今を生きてる やがて土を押し上げて 眩しく映るあの広い空 それは俯かないで 上を見るから いつか咲こう きっと 諦めないで 葉を広げて うんと 茎を伸ばして 髙くたって 行ける まっすぐに芽を 限りない明日へ向けてゆこう 風に 揺れる蕾 守る姿に似てる いくつ 傷ついても ぎゅっと抱きしめていた 晴れたら日差し浴びて 雨が降ったら恵みに変えて ひとつずつを巡って 開くひとひら 花になろう もっと 誇れるように その花びら ちゃんと 蕚で