与えられた数字が名前の全てだった 閉ざされた部屋で地球儀を廻す 銘じられた印とカラクリの命に問う なけなしの勇気の芽.産声を上げたあと 初めての土をあなたが教えてくれたよ この雨の音も.虹の色も.全てが宝石みたいで ざわついてる思考回路がもどかしいよ 綻んだ頬を.緩んだ口を.あなたはそれを「エガオ」と呼ぶ 故障なんだ.きっと.それから... 四回目の大きな争いがある日起きて 突然自由になった.飛び出したあとで知る 人のか弱さを.不完全な生き物だよ 巡る憎しみも.血の臭いも.知りたくないことばかり