罪なき罪なの 赦してくださる わたしの罪名(なまえ) Innocence ハートの女王も 手出しはできない 誰にも首を刎ねられない 蔦薔薇に囲まれた 庭の中で 絹の服 繻子の沓 暮らしてたの ママは言う いつまでも綺麗なまま 何ひとつ汚さないで いい子でおいで だけどある朝 裸足になった 湿った土を 踏んでみた 開かれてく森 道なき道へと 向かって行くのよ 恐れはときめきなの 知ってて陥ちるわ 兎の穴へと アリスの後を追いかけるの 少女は誰でも甘美な罰を 受けるために生きてる 天蓋の寝台に 下り