いつも寂しさあふれ立ち止まる日には そう.誰かが傍で寄り添ってくれた 遥か記憶にも無い--私が生まれた 遠い遠い季節のあの日からずっと 与えられる温もり尊さに気付かないまま どれほどの優しさで包まれてただろう 流れる雲に手を伸ばし 空の向こうに憧れては ひとりぼっちだと思った時でさえも 悴む心の奥 傷が癒えるようにと 見守ってくれる人がいた やがて時が経ったら「大人」になれると 期待してみたけれど何も変わらない 伝えたいほど焦って言葉足らずで傷付けて 繰り返す毎日はぎこちないけれど 途切れた雲の