OVERSKY

────書物曰く. 蔦に絡まれた.この城の地下に在るという部屋に 魔法の根源である."結晶"の中.貴方がいる. [もしも君が.彼を助けたい.と.そう願うなら."覚悟"をして] どれ程の絶望を抱え.ここで一人. 私の為.死んだのでしょう. 何を犠牲にしても. 貴方だけは.私が助ける. 暗く寒い階段を降りてその奥に進んで行くと. 青白い光を帯びた銀色の大きな扉が. [扉に触れ.大切な物を捧げた先には."願い"が待つ] 扉に触れると誰かの声がして ≪&

孤独や不安は誰もが持ってる そんなの知ってる当たり前の事 だけどこんなにも胸が苦しいのは 君への想いに気付いたからかな? 言葉に出したら壊れそうだから 誰にも言えずに心に閉じ込めた 抑えきれなくて抱きしめた想い 素直になればなるほど怖いけど 「本当のあたしのすべてを見てよ」 そんな事は今は言えなくて ため息を飲んだ 無邪気な笑顔も何気ない仕草も 気付けば消せない記憶に変わってる その手に触れたら壊れちゃうのかな? 小さな勇気を強く握りしめた 隠しきれなくてはみ出した想い 言葉にすればする程足りな

妖あるところ強者あり 私心を転がす強者なり 想像した道 どこへやら 手のひらで延々と泳ぐのさ 何を言えば 何を返す? 分かるものか 己が心 だから弱者 君は弱者 従うのさ どんな事も 流されたら楽なものよ 吹き込む通り まだ生まれたてでしょ 純粋を頂戴よ 逆さまの罠 何が真実か 今はまだ誰も知らない 私の往くところ弱者あり 弱者大抵知のないたわけなり 差し出す優しさ有り難き ほらそうして従え 僕たち 何が掟 何が全て 掟は何 それは私 好きは嫌い 嫌は楽し 歪んでいる それが素敵 気づかないわど

そこは誰にも触れられない 聖域 閉ざす深海を泳ぐ CRY ココロの闇から 溢れ欠けてく一縷の雫 詠まずに朽ちてゆく御伽噺 悲劇めいた そんな結末は捨てて 新月の夜に咲くの 芳しい.それは.ひらひらの花火 華麗に体躯 散らせて-求めて-ユメを紡ぐ ずっと終末の来ない 世界の中 指を絡ませて いつも変わらず 裸足で待っているわ 飛んでいけはしないけど EYES 見つめる瞳は やがてつながる鼓動を感じてる 聴こえる? 掻き鳴らすこの旋律 香る音色 きっと鮮やかな閃光 「囚ワレテシマイナサイ」 貴方の耳

黒い闇まとってひそめた鼓動 繰り返し季節は流れる 塞ぎこむ視界と孤独の中で そう 貴方に出逢えた瞬間 ー 閉ざした心と裏腹に 愛されること 夢見てた? ー この姿を映した 微笑む貴方は 傷つけても離さず 抱きしめてくれる そんな優しさ知らずに.涙は声の限りよ 溢れだして とめられないの 美しい闇夜の向こうに きっと 鈍色の明日が待ってる 塞ぎこむ耳元 響いた声は そう 貴方の優しい想い出 ー 閉ざした心と裏腹に また逢えること夢見てる? ー あの夜空の光へ 祈りをかけるよ もう素直に笑える 涙は