深い霧の中 浮かぶ月の赤 歪まずに 揺られずい ずっと 水面に映える I won't be long... 硝子を 通過(通)らない声よ 触れる度 崩れ行き 破片でお思い描く この幼きプライドに埋もれないように 守りたいに 手を繋いで 共に進むはずだったのに 足跡残す 紅く染まった私の形 歪ませずに 夢を見せて 時計の針が留める その姿 時間を止めて あの月明かり 射し込む窓から 赤い月の性 映る格子 影伸ばし 十字に思い裂いて ずっと遠い日々 笑いあった血に あのメロディー 口ずさみ 幾度も思