あぁ その紅い眼であなたは 何を見つめ何処へゆくの 大きくて綺麗な お城に魅入られ その白い肌で私に触れてよ 私の心に入ってよ するりすり抜けて いなくなってしまう 私の腕から消えてく これからも永遠に 遥か彼方の星空に あなたの星座を思い描いて いつか私もゆく 絶望へと続くエントランス あなたの顔 あなたの声 あなたの嘘 思い出すの 最後の言葉が 心に響いて 誰も気づかない寂しい場所です 全て風に吹かれてしまう 崩れ去ってゆく悲しい場所です 錆び付いた私のように これからも永遠に 無垢な心で弄