赤い瞳に映る 月の色は狂気に染まり 思い出してばかりの 過去も色褪せてる 「来れるはずもない」 高を括り 目を閉じたあの夜 夢の真ん中で 有り得ない気配が揺れて ただ流れる 影に気をとられ あっさり逃げ出したこの記憶 独りで思い出し俯いて 月の見えない夜に 飛躍する思い込み一つ 満ち欠けする月なら なくなるわけもない この瞳映すのが どちらの狂気かわからない 何を探しているの? 闇夜に問いかける どこへ行ったって 何かが私を振り回してる 溜息を吐いて 「それもいいか」と顔上げて 考えすぎと 言わ