水籠に沈む 花びら すくい上げ 灯火に融けていく 心を語ろう 嗚呼- 求めても手に入らない 囚われた鎖が軋む 戒めと衝動の狭間で 嗚呼 灼きつける その眼差しで 刻は消え 輪廻は途絶えた 声が 今 きこえる いとしいと 呼ぶ声が いつか還る場所へ 螺旋は続く 鼓動の奥底 突き刺さる祈りに 狂おしい熱さえ 奪われていく 嗚呼- 流れゆく大河を外れ 独りきり 取り残されて 憧れは切望へと変わる 嗚呼 震える手 命じるままに 刻は消え 輪廻は途絶えた 声が まだ きこえる いとしいと 呼ぶ声が いつか