レンズ越しに見上げていた四角い青空から 降り注いだ光のように世界は眩しく 風を受けた君が笑う ありふれた日常の 写真じゃない現実(リアル)を 指で確かめた 何度も願った物語にたどり着いたんだ 温もりに混ざる痛みも両手で抱えこんで それでも夢はここにあることを やっと知ったから 昨日を愛して明日を語り合う 普通のこと 泣きたいほどに透明な奇跡を 今感じているよ 長い夜を過ごしながら重ねたこの手のひら どこか遠く懐かしい景色を切り取る 時々 昔を想い出して眠りが覚めても 隣で微睡む君から聞こえる生命